「ベン・トー」

「弱気は叩く、豚は潰す　それが　この領域の掟だ！」

最高の馬鹿アニメそれがこの作品の印象です。

まずなにより、思考回路がまったくもって読めない、

「えっ、なんで半額弁当を食べるために本気の殴り合いをしてんの？」っていう当然の疑問すら

作品を見ているとそんなことは些細なことなんだ、そこに半額弁当がある、
そしてそれを全力を持って手に入れる。

そう、それこそが戦う意味なんだ！というわけのわからん思考に持って行かれてしまいます。

まだアニメ版のほうしか見てはいないのですが、

アニメ版のテンションの高さは本当に異常です

正直、冷静に考えたらおかしなことを喋ってるはずなんですが、

アニメの世界に引きづり込まれるというでしょうか、

ともかく作品の熱さにすべての理性が持っていかれてしまうんです。

 

そしてこの文章です。

 

彼が手を止め、逡巡していることからもわかる。彼は醜い豚ではない。誇り高き狼だ。

もし彼が手を伸ばして弁当に触れれば、必ず手に取りレジへ向かうことだろう。

決して弁当を手にキープしたまま半額神が訪れるのを待ったり、

触るだけ触ってその場から離れるような愚かで恥知らずなマネはしないだろう。

わかる、わかっている。

名も知らぬ一匹の狼よ。三割引きの段階であるにも拘らず弁当の前に立ってしまう気持ちはわかる。

このまま半額にならないのだったら、ならばいっそ……。そういう気持ちは痛いほどにわかる。

そして恐らく相当に腹が減っているのだろう。三割引き弁当の前に立ってしまいたくなるくらいに、

減っているのだろう。だが……だが、よく考えろ！

僕たちは何故ここにいるのか、

何故数百円安くなった弁当のために命を懸けて戦うのか……今一度思い出すんだ。
君にだってわかっているはずだ。

半額弁当は在庫処分扱いの弁当じゃない。半額弁当とは、敵を押しのけ、

自らの手で勝ち獲って初めて加えられる勝利の一味が入った至高の料理にして、神からの恵みだ。

この、自らを試し、生き様を刻む場、

大規模小売店にだけ存在する極めて希少で価値ある存在……それを求めて君は、

僕たちは、強敵の集うこの場にいるんじゃないのか――

 

これは原作小説の引用文なんですが、なんだろう半額弁当ってもしかして凄く重要な食べ物なんじゃないか？

って本気で思ってしまうほどです。

 

そしてアニメに置ける弁当の作りこみが素晴らしい！

 

本編に出てくるお弁当

 

 

しかもベン・トーとパセラでコラボをしているそうです。

 

 

あれ？

でも値段が･･･

 

そのへんは大人の事情というやつなんでしょうか

んーどうせイベントをやるんであれば弁当を争って半額になる権利とかあればいいのになぁ

 

 

 

あとアニメ版で強く印象に残るは各種スーパーマーケットに流れるBGMですね。

 

 

らるふ♪らるふ♪らるふぅ～♪らるふストア～♪

 

 

ときわ、ときわ、スーパーときわぁ♪

 

 

思わず口ずさんでしまうフレーズのものばかりです。

 

 

あと記憶違いじゃなければ

 

さかな、さかな、さかなぁ～　さかなぁをたべぇーるとー

 

 

とかありましたね。

 

 

 

現在は第7話まで進んでいて、次回から新キャラが出る予定らしいです。

なんでも声優さんがもう決まっているらしく、CVは堀江由衣さんと田村ゆかりさんらしいですよ。

これからのベン・トーの行く先が楽しみですね。･･･でござる。

 

 

 

あっ、忘れてた。

世界一かわいいよ！