「ハチワンシステム起動、ダイブ！」

「雁木は見てたら使いたくなるけど、難しいよねアレ」

どうも将棋ファンの皆さん！

今回は将棋ファンであれば一度は見ておくべき漫画

「ハチワンダイバー」についてを紹介したいと思います。

ハチワンダイバーとは？↓＠wiki

主人公の菅田健太郎はかつてプロ棋士を目指していたが挫折し、

今では賭け将棋で日銭を稼きつつ漫然とした日々を送っていた。

勝負に勝ち過ぎ対局を避けられるようになった菅田は、

ある日秋葉原の凄腕棋士のウワサを聞く。

秋葉原に赴いた菅田は自信満々で、

メガネの女真剣師「アキバの受け師」に勝負を挑むが、手も足も出ずに完敗を喫する。

プライドをズタズタにされ、その悔しさから久々に将棋への情熱を取り戻す菅田。

しかし自堕落な生活で部屋は荒れ放題。

片付けの為に清掃会社に派遣サービスを依頼するが、現われたのはなぜかメイド。

しかも菅田を「ご主人様」と呼ぶそのメイドこそ

彼のプライドを打ち砕いた張本人、「アキバの受け師」だった…。

 

 

という物語だす！

この作品は将棋をやったことが無い人でも楽しめる表現技法が使われていて、

見ていると作品の世界にぐいぐい引き込まれてしまう作品です。

特にこの作品に出てくる雁木使い二こ神（にこがみ）様こと

本名は神野神太郎（じんの しんたろう）さんが繰り出す勝負はともかく熱い！

二十年前に二こ神（にこがみ）に敗れた海豚七段との雪辱戦は、

見ていて息を呑む展開ばかりでひと時も目が離せませんでした！！！

↑シーン違うけどこの人だよ！

正直、漫画を読んでいるだけではまったく基盤の流れとか全然わからないんですが、

ともかく将棋って本当に命がけでやるもんだって思わせてくれます。

ちなみに雁木囲いはコレ↓

雁木で組みたいところなんですが、

拙者は振り飛車が好みなので、正直振り飛車穴熊のほうがやりやすい

でも雁木をやりたくなるんですよねぇ

ただ居飛車戦法が苦手でござる･･･

ともかくこの漫画で面白いのは演出はさることながら、

主人公のオリジナルの囲いというか組み方？があることです。

その名前も「ハチワンシステム」

この戦法では急戦、振り飛車、穴熊に、変幻自在に変化するという特殊を持ち、

まさに将棋盤の上を縦横無尽に駆け回ることが出来るシステム！！



↑これがハチワンシステムの棋譜と思われるもの

でも将棋にはロマンのある名前が色々ありますよね

 

例えばミレニアムとも呼ばれるトーチカ囲い



これは組めればなかなか強固な守りになります。

それ以外にも金無双

面白いものだとカニ囲いや串カツ囲い

なんてものもありますね



↑カニ囲み



↑串カツ囲み

そして最大のロマンにして、

誰もが一度は通ったであろう無敵囲い！



うん、わかってる･･･なにも言わなくていい


純粋に楽しいなって思うのは中原囲いですね

他にも色々矢倉シリーズがありますが、

それは実際に将棋をやってみて欲しいです

将棋は楽しいなぁ～･･･でござる。