【ガンダム】ユニコーンガンダムは、伊達じゃない……！【UC】

 ニンジャも伊達や酔狂じゃないよ。







機動戦士ガンダムユニコーン第4話「重力の井戸の底で」が公開され、
ユニコーンガンダム二号機である「バンシィ」が初登場しました。
第5話では1号機と2号機の直接対決が描かれます。

バンシィのパイロットは誰でしょうね、
グラハ・・・ミスター・ブシドーさん。




　＜ さぁ僕にはさっぱりだね。






直接対決を前にユニコーンガンダムについておさらいをしましょう。

 

【形式番号 RX-0 通称ユニコーン】
搭乗者バナージ・リンクス

連邦宇宙軍再編計画である「UC計画」により開発されたNT専用試作MS.
アナハイムのグラナダ工場で2機生産された。

いままでNT専用機で見られた精神波に反応する物質、
「サイコフレーム」を全身の構造材に使用し、
駆動式内骨格「ムーバブルフレーム」と共用する事による、
史上初のフルサイコフレーム機となった。

通常はユニコーンの由来にもなった一本角が印象的なユニコーンモードで運用。
特定の発動条件を満たすと「NT-D」が発動し一角角がV字にわれガンダムタイプの顔になり、
全身の装甲が展開、体格も一回り大きくなり「変身」する事が出来る。
その際、露出したサイコフレームが赤く発光することが特徴。（発光原因は不明/アナハイム談）

ガンダムタイプとして開発された背景には、
地球連邦軍のプロバガンダが含まれており、
UC計画の発動によりNTの駆逐、ジオニズムの根絶を意味しました。

「ユニコーン」は1号機であり、2号機にはカーディアス・ビストの屋敷に所有されているタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれていたユニコーンと対をなすライオンをモチーフにした「バンシィ」がある。
ちなみにこのタペストリィは実在している物で、オリジナルはフランスのクリュニー美術館に所蔵されています。

この作品のテーマは「味覚」、「聴覚」、「視覚」、「嗅覚」、「触覚」、
そして「我が唯一の望み」となっているそうです。

























【武装】

ビームマグナム

















マグナム弾と呼ばれる専用のEパックを使用し、
Eパックあたり一射しか出来ないが、
通常のビームライフル4発分のエネルギーを使用し、
20m級のデブリを打ち抜き、MSをかすめただけで撃破に至らしめる。
しかし、その燃費の悪さから最大でも16発分しかEパックを携行出来ず、
威力がありすぎる点から使い勝手の悪さが目立った。
OVA版ではデルタプラスが使用したが、一射のみで右腕が動作不良を起こした。


ビームサーベル/ビームトンファー















背部ランドセルに２基、腕部に１基ずつ計４基装備。
両腕のサーベルはマニュピレーターで保持せずとも
ビームトンファーとして使用可。



ビームガトリングガン















４連装ガトリング。片手で装備出来るが分解して両手持ちも可能。
元々はクシャトリヤ用に新造された武装だが、同じアナハイム規格であった為、
バナージがパラオからの脱出時に持ち出し、以降頻繁に使用される事となる。
OVA版ではドライバのインストールが終了するまで射撃が出来ない描写がある。


シールド



























小型のIフィールドジェネレーターが内臓され、
実弾だけでなくビーム攻撃も弾く事が出来る。
４枚の花弁状のサイコフレームはデストロイモード時に展開するが、
ユニコーンモードのままでもIフィールドは生成可能。
後のビームシールドの先駆けとも言えるが、シールドが大振りで取り回しが利かず、被弾率が高い為、破壊されやすいという欠点も垣間見える。


NT-Dシステム
















表向きは「ニュータイプ・ドライブ」とされるが、
本来は「ニュータイプ・デストロイヤー」の略称。
発動後、インテンション・オートマチック・システムにより、
パイロットの思考により機体行動に直結する事が出来るようになる。
さながらMSを自分の体のように操る事が出来、驚異的な機動性を発揮するが、
20m超のMSが人間と同様の動きをするとGによるパイロット負担は想像を絶し、
NT-Dを発動出来る時間は約5分程度。
その為普段はユニコーンモードにて通常の手動操作を行う。
またシステム発動中はファンネル等、他のサイコミュ兵器のコントロールを奪い、
意のままに操作することが出来る。


フルアーマー






















バナージの友人であるタクヤ・イレイの発案により改修。
艦内ストックの他機体用の装備を全身に取り付け、ベースジャバーの
スラスターを改造して低下した機動性を補っている。
ありったけの装備を積んだだけではバランスが崩壊しそうだが、
完璧に計算されつくしたバランス保持によりそれは起きず、
NT-Dの発動時でも展開箇所に干渉しない設計となっている。


おそらく将来タクヤは彼の希望通り、
優秀な開発者になりそうだ。


ところで、OVA 4話に登場した2号機「バンシィ」は、
小説版とは武装が違うようで、今後どのような展開になるか気になりますねぇ、
グラハ・・・



　＜ 私はブシドーだ！
　　　　　　興が乗らん！
　　　　　　　　　　　帰還する！




との事でござる。