「青春ラリアット！！」

「行くぞ、コノヤロー！！！」

本日は青春系馬鹿ラブコメ作品を紹介したいと思います。

本日は青春系馬鹿ラブコメ作品を紹介したいと思います。

 

 

 

つづき

 

まずはみんな大好きうぃきぺでぃあの情報です。

 

↓

「行くぞコノヤローッ!」どこかの有名レスラーばりにマイクコールをし、全校朝礼の場で公開告白をした月島。

その結果は――当然、停学処分となったのだった。バカの日本代表、月島を心配する者が一人。

友人の宮本である。宮本は傷心の月島を見舞う事に。その道中で出会ったのが、

整った顔立ちながら愛想の欠片もない無表情の少女、長瀬だった。

どうも、長瀬は“あの月島”に惚れているらしい。

その事に驚きつつ、自分に対してなぜか横柄な彼女に怒りも覚える宮本だった。

この奇妙な三角関係が、風雲嵐を巻き起こす事になり――?

 

 

というあらすじでございます。

 

まぁ、なんといってもこの作品

作品の帯にも書かれていたのですが、出てくる奴らが本当に馬鹿ばかりで、

ここまで馬鹿が突き抜けるとスカッとした気持ちになります。

 

 

そして三角関係の作品というと、

てっきり主人公の宮元が長瀬に対して恋心を抱くのかと思いきや、

本編中では一切長瀬とのラブコメは発展しません。

 

 

どちらかという男女間の友情というのがテーマのひとつにあるのか、

長瀬と宮元の関係は、共に月島という人物に惹かれた人達で、

月島という馬鹿野郎が大好きだから、

一緒に馬鹿になろうと付き添う戦友のようなポジションです。

 

というか正確に言うと主人公の宮元にはすでに彼女が居ます。

まぁ、いろいろと倫理的な問題がある彼女なんですが。

最終的にそのへんの社会通念とかもぶち破ってしまう感じです。

 

この作品の作者がきっとプロレスが好きなんしょうが、

作品中にはアンドリュー三上というキャラクターが存在しているのですが、

なんでしょうか、このキャラクターどこか既視感を感じるキャラで、

「漲ってますか！！！コノヤロー！！！」という台詞があります。

また「漲っていれば、なんでも出来る！！」

もう、どう考えてもあの人です。

 

 

月島というキャラクターも

このアンドリュー三上に触発されたキャラクターで、

なんというか常に漲ってます。

漲り過ぎて毎回ヤバイ場所に突っ込んで行っちゃう感じで、

それに付き添う主人公と長瀬というのが物語の全体的な流れになっています。

 

 

また、この作品の大きな魅力としては

作品中に出てくる戦闘シーンがなんといっても素晴らしい描写です。

戦闘シーンというと剣や魔法が繰り広げられる超常バトルが一般的ですが、

この作品では戦闘シーンもプロレスで行います。

繰り広げられるラリアット、アイアンクロー、ジャーマンスープレックス

ともかくプロレス技の応酬には読んでいて圧倒されます。

 

 

メディアミックス展開もされるようで、

今度マンガ版の「青春ラリアット！！」が発刊されるそうです。

マンガではどのように戦闘シーンを表現してくれるのか楽しみでしょうがありません。

 

 

最新版の3巻を購入したばかりなので、

一刻も早く読みたいなぁ･･･でござる。