【AKIRA】未来を感じるバイクを集めたでござる【電動】

　


　拙者も時には立ち止まり
　　　　　文明の力を借りたくなる







巷ではハイブリット自動車のトヨタ「プリウス」を多く見かけたり、
100%電気自動車の日産「LEAF」が発売されたりと、
自動車の世界では着々と未来に向けた歩みが進んでいるようです。

しかしバイクの世界ではどうなっているのでしょうか。
未来を感じさせてくれるバイクを紹介したいと思います。

最近ではホンダが発表したコンセプトバイク「Honda Chopper」が話題になりました。

 

こちらは電動モーター駆動とされており、
そのままトランスフォームしてきっとロボットになる機能も積んでいるでしょう。
ガソリンエンジンから電動モーターになることで、
各パーツ数が減り動力部の小型化、低重心化に貢献するそうです。

排気量の大きいバイクになるとエンジンを抱えて走っているようなもので、
二輪車デザインを語る上で、動力部が小さくなるメリットは計り知れず、
軽量化による動力性能の向上は勿論、
デザインの自由度も高まるのだとか。

「Honda Chopper」はコンセプトモデルながら、
そのような、未来のバイクを示唆する物となっています。



同じくコンセプトモデルながらそのデザインで話題になった、
「Suzuki G-Strider」を覚えている方はいらっしゃるでしょうか。










































「Suzuki G-Strider」もその先鋭的なデザインは発表から10年近くたった現在でも、
色あせる事はありません。

発表された当時は「AKIRA」の金田バイクが現実になる、
などと騒がれたのを覚えています。

こちらは900cc並列2気筒エンジンとオーソドックスな機関ですが、
センターハブステアリングシステムであったり、
無線インフラ技術を応用した双方向通信システムなど、
興味深い新技術を搭載していました。




海外ではEvo Design Solutions社が「EV-oRR」を発表しました。




















「EV-oRR」は電動でクリーンなバイクという売りではなく、
今までのパイプフレームやモノコックフレームとは一線を画すフレーム構造、
さらによく見るとフロントフォークもありません。
その上で高い動力性能が売りとしています。

勿論デザインだけで終わるはずもなく、
0-100kmを4秒を切るタイムをマークし、
最新のSSにも太刀打ち出来る高い動力性能を謳っていました。
確か発表は2009年初頭で、
バイクレースの伝統、マン島で行われるレースに参加為に開発を進めましたが、
残念ながらレース結果等、WEB上では確認出来ませんでした。



現在、市販され私達が購入出来る電動バイクには、
オーストリア「KTM」社による「KTM Freeride」があります。
KTM社のモットーに「Ready To Race」とあり、
全車種レース対応と言うハイパフォーマンスが売りの企業でもあります。












































最高出力30PS　最高速度70km　車重90kg
充電時間1.5時間でオフロードレース負荷下で45分の走行が可能
お値段 €10000未満予定＝￥123万未満

KTM社というレースベース車を多く輩出している企業が、
満を持して発表した物だけに、
オフロードという過酷な環境でも難なく耐える耐久性を持つと、
期待されています。


また米国オレゴン州にある「Brammo」社が販売している「Enertia」があります。







「Enertia」





























「Enertia Plus」

Brammo社の公式サイトによると、
最高時速95km、車重147kg、3時間の充電で68ｋｍの走行が可能で、
搭載されたバッテリーは2000回の充電でも80％以上の電力保持が可能で、
お値段 ＄7995＝￥62万 となっており、
性能的には125cc前後のバイクと言えるでしょうか。
もし、都市部で短距離の通勤等で使うには十分な性能でしょう。


「Enertia」のスポーツバージョンも用意されており、









　「Empulse 10.0」


こちらは最高時速160km以上、車重190kg、7時間の充電で160ｋｍの走行が可能で、
お値段　＄13995＝￥110万 となっています。

なかなか、高性能で400ccクラスと肩を並べる性能と言えるでしょうか。



シュワちゃんも満足でしょう。



　＜ このバイク！
　　　　　　　すごいよぉぉ！

予断ですが、こんなのもあります。





「Piaggio　MP3 500」














　「Lazareth Triazuma」











　「Yamaha　Tesseract」










 「Yahama 3Wheels Concept」